平成の体育会系あるある~⑩教室はセカンドハウス~

某体育会系大学の1日のスケジュールです

20年くらい前の話なので悪しからず・・・

gu-gugu.hatenablog.com

9~16時 : 授業

1・2年生は取らなきゃ行けない授業が多くて、結構フルで授業を入れている

課外後の部活に備えて、授業中どれだけ眠れるかが勝負!

あるいは、ギリギリの出席日数で単位を取る事に全力を尽くす

替玉を使った事も何度か・・・

16~21時 : 部活(自主練含む)

どちらかというと、学生の八割は部活がメイン
部活をしに大学に来たと言っても過言でもない

全国各地から集まった推薦組
下剋上を目論む一般組

全国レベルの大学では
頭を使った効率の良い練習とトレーニングをする

大学で才能を開花させる選手も少なくない


21~24時 : 自炊、バイト

効率の良い練習と言いながらも、身体はヘトヘト

そんな中、夕飯は、作り置き+自炊
としっかりとした物を食べる

ここで手を抜かないのが食事の重要さを知っているアスリート
でも、部活後の自炊はシンドい!

そしてすぐさまバイトへ・・・
1日2時間とかなり少ないが貧乏学生にとって貴重な収入源だ

遠征が多く、シフトが組みにくいのに快く雇ってくれた店長に感謝しながらも、たまにズル休みをする

頭痛、腹痛、発熱のローテーションで要領良く休んでるつもりだったけど、多分普通に仮病ってバレてただろうな・・・

24~5時 : 飲み会

バイトが終わって恐る恐る携帯をみる
緊張の一瞬である

高確率で先輩からの不在着信が・・・

先輩からの有難い飲み会のお誘い

私の取れる選択肢は3つ
『はい』『YES』『喜んで』

もちろん、次の日も講義があり朝が早い

飲み会を早めに終わらせる必要がある

速攻で帰宅し、先輩を喜ばせるためのネタを仕込み、現場へ駆けつける!

そして、惜しげも無くネタを披露、ガンガン飲みまくる(私が)

そのハイペースに釣られ、先輩達の酒が進み、運が良ければ2時間で帰れる

しかし、変な風に火が着く場合もあり
そんな時は明け方までどんちゃん騒ぎ

一応、ちゃんと朝5時までには帰してくれる

数時間でも眠れるのは有難い!

でも、そのまま帰って寝ると絶対に起きれない

なんせ、部活とバイトでボロボロな上に飲み会って・・・
中年となった今なら1週間眠り続けられる自信がある。

実は、こんなボロボロな状態でも
絶対に寝坊しない裏技がある

それが、教室で寝る事だ

ある意味
教室はセカンドハウス(タイトル回収)

5時頃に行くと先客がいるので起こさないようにそっと入るのが礼儀

寝てるのはいつものメンバー
違う部活であまり関わりがないが、なぜか連帯感、親密感が生まれる

良い場所は、先客に取られているが、教室内で寝れるだけ運が良い

教室の鍵が掛けられていたら
最悪、廊下で雑魚寝

朝起きると、体中がバキバキである



そして朝を迎え
いつもの様に

授業中どれだけ寝れるか!

の勝負がまた始まる

当時を振り返り

今になって考えると超ベリーハード!
セルフブラック企業

でもそれを楽しんでやってたタフさとバイタリティに我ながら凄いなと感じる
思い返すと、笑けてもくる

過去の自分に元気を貰いながらちょっと無茶をしたくなった今日この頃

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