バスケ ガード初心者必見 ボールの運び方

ガードにポジション変更した人、或いはチーム事情で騙し騙しガードをやっている人向け!
ガード転向者向けに知識、技術、練習法を伝えます。

今回は、相手チームのDF(ディフェンス)がプレッシャーを掛けてきた時の「目線」についてお話します。


ボール運びの上手い人の特徴
・スピードがある
・ドリブルが強い
体幹が強い
・身体の使い方が上手い
などなど数え上げればキリがありません

しかし、圧倒的なハンドリング、超絶的なスピードが無くてもボールは運べます。
もちろんこれらは今後身につけて行かなくてはならない重要な課題です。
ですが、ドリブルが上手く、足が速いだけではボールが運べないのもまた事実。
それほど、ボール運びと言うのは奥深く難しいものです。
なかなかボール運びが上手く行かないぞ!って方は今からお伝えする事を実践してみて下さい(*^^*)


今回は以下についてお話します。


①目線の置く位置

目線はリング下周辺くらいに置きます。
そして周辺視野で味方全体とDFをボヤっと入れます。

効果

味方の動きが分かる

ゴール下に目線を置き、周辺視野で味方全員を視野にいれます。
コツとしては一人一人認識するのではなく、ユニホームの味方の色4つをざっくり視野に入れる感じです。
そうする事で、味方4人の動きが分かります。

自分のDFの動きがわかる

味方4人を視野に入れたら、今度は自分に付いているDFもボヤっと目線に入れます。
そうする事で、マジマジと見ていた時よりもDFの動きが分かります。
DFがプレッシャーを仕掛けようと前かがみに体重移動する瞬間を狙って、抜き去る事もできます。
もちろん、味方4人も把握しているので、パスだってさばけます。
またDFからするとガードの目線から動きが読みずらいので守りづらいという効果もあります。

②ボール運びの時にチャンスあり

「目線の置く位置」が慣れてきたら、次に味方と積極的にアイコンタクトをとります。
ボール運びでフロントコートにボールがある時は敵も見方も油断しています。
だからこそ、アイコンタクトをして味方に何かやるぞと伝え、油断している相手の先手を取ってロングパスを狙います。
急にゴール近くにパスを通されるとDFは慌てて後手に周ります。
上手く行けばロングパス1本で得点に繋がり、大きな流れを引き込む場合もあります。
このパス1本通るだけで、DFはやりづらくなり今後の主導権が握りやすくなります。

③まとめ

ボール運びはとても奥が深く、今後も発信し続けたらなと思います(*^^*)
私自身、ボール運びが下手くそで、そんな中でも騙し騙しなんとかガードをやれています。
もちろん、それまで多くの苦労がありますし、現在も日々研究と練習を積み重ねています。
似たような境遇の人になにかヒントになれば幸いです。